日本医療機器学会 滅菌技士akiの滅菌管理・滅菌保証のブログ〜東京歯科医療安全感染制御研究会 ~ 東京CSS研究会イリタニオフィス

イリタニオフィス東京滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BI(生物学的モニタリングテスト)東京歯科医療安全・感染制御研究会 東京CSS研究会セミナー~ 日本環境感染学会 滅菌技士akiのブログ~

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2019.07.02 本日の感染制御・滅菌保証 患者数9名(Dr.6 DH.3 重複2名) コスト経費11310円 稼働8回 No.2653 2654 2655 2656 2657 2658 2659 2660 ID.13560 19310 20700 27620 34470 63591 87471


イリタニオフィス 感染制御・滅菌保証 東京CSS研究会

  • 全ての治療器具は管理・滅菌保証されているもの、または単回使用のものです。
  • 回し、迅速処理・フラッシュ滅菌は行いません。
  • 単回使用製品(ディスポーザブル製品)および使用済み根管治療リーマー・ファイルの再滅菌・使い回しは行いません。
  • 滅菌業務スタッフが毎回治療前に患者の目の前で使用する器具器材の包装状態・滅菌インジケータを一緒に確認します。そこで滅菌保証が成立します。
  • 日々の滅菌保証をネット公開しています。

 

【バリデーション/Validation】(現在模索中)

EN ISO 17665-1 -3 Steam processes

 

 【蒸気滅菌器】

EN13060 クラスB

イタリアW&H社製LISA 

 

 

【始業前テスト運転】全て合格確認

『物理的インジケータ』PRe 135.6°C +2.17 合格 

『化学的インジケータ / CI』合格

※ボウィー・ディックテスト BDBOWIE & DICK式試験用製品

ISO11140-1  Type2 / 134℃3.5min  日油技研 BDボックス(1set 510円)

※Helix 蒸気浸透性テスト PCD

EN867-5 Hollow load PCD gke BMS-Test(1枚144円)

【生物学的インジケータ】合格

※EN ISO 11138-3 BI for steam sterilization MesaLabs EZTest (2本684円)合格

 始業前運転試験合格。

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物理的インジケータ BDテスト PCD Helix

生物学的インジケータ

生物学的インジケータ





【稼働状況】本日は8回稼働 全て合格

全ての被滅菌物はプリオンモード(135.5℃ 2.16気圧 18分)で滅菌

『物理的インジケータ』合格 

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物理的インジケータ

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物理的インジケータ2

 『滅菌バッグ』

CROSSTEX®DUO-CHECK ISO11140 and ISO11607

『滅菌用包装紙・ドレープ』

日油技研工業 WSシリーズ フランス・Arjo Wiggins社 ISO9001

『外部コントロール』

日油技研工業  type1 オートクレーブ用 滅菌テープ ISO11140-1 合格

『PCD 化学的インジケータ』合格 

MELAcontrol PCD-Testset ISO11140-1 Class6 Chemical Indicator S-134-18、Steam-Prion 

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Acontrol PCD-Testset ISO11140-1



【本日用いた各患者の滅菌保証】全て合格
 本日は9名(Dr. DH.重複2名)の患者の診療を行いました。

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ISO11140-1 Class6 CI Helix PCD

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ISO11140-1 Class6 CI Helix PCD

『内部コントロール』 

※鋼製器具基本セット 合格

日油技研工業 HPSP®滅菌カード S-134-18 Chemical Indicator CI Class6 Steam-Prion ISO11140-1

※微細中空構造であるタービン、エンジン、超音波ヘッド 合格

MELAcontrol PCD-Testset ISO11140-1 Class6 Chemical Indicator S-134-18、Steam-Prion 

 

 

 本日もトラブルなく滅菌業務完了いたしました。

 

【感染制御・滅菌保証稼働経費


本日は滅菌器稼働回数8回、延べ名の患者が来院されました。感染制御・滅菌関連消耗品経費は11310円となります。

感染制御 滅菌保障 コスト 経費

感染制御・滅菌保障コスト経費

(人件費、光熱費、メンテナンス保守料、その他ランニングコスト、消費税は除く) 

 

【医療現場における滅菌保証のガイドライン2015】p.53~55

4.内視鏡洗浄消毒装置のバリデーションおよび日常管理

4.1解説

4.1.3 洗浄物

(1)材質特性

 軟性内視鏡は,柔軟性を確保するためにポリウレタンやフッ素系の樹脂で覆われており,高温を かけて処理することはできない.また,これら樹脂は洗浄剤や消毒薬の種類によっては損傷を受けることがある.

 AERの有効性・安全性の確保のためには,適切な洗浄剤や消毒薬を選定し使用する必要がある. このため,内視鏡,AER,洗浄剤,消毒薬それぞれの添付文書ならびに取扱説明書などに従って,適合性のある洗浄剤や消毒薬を確認,選定することが重要である.

 

(2)形状特性

 軟性内視鏡の一般的な基本構造を図4-1に示す.複数の管路があり,また,その管路径が細いため, 浸漬するだけでは管路内に洗浄剤や消毒薬が入らない.このため,AERとの接続の際は,適切な洗浄チューブ類を用いて送液や送気をおこなう必要がある.

内視鏡 基本構造

図4-1 内視鏡の一般的な基本構造

 1)消化器内視鏡(上部,下部,小腸),膀胱鏡,耳鼻咽頭鏡,気管支鏡など

  消化器内視鏡には全長が3mを越す長いものもあるが,患者の体内にはいる挿入部だけでなく内視鏡全体を消毒する必要がある.また,AERへのセットにあたっては洗浄不良を避けるため,重なり合いをなるべく少なくする必要がある.また,AERの洗浄槽へのセットの仕方によっては内視鏡の損傷や消毒不良の原因となるため,取扱説明書などに従いセットすることが必要である.

  洗浄消毒時に防水キャップ(図4-2)が必要なタイプの軟性内視鏡は,液体への浸漬の前に防水キ ャップを取り付ける.防水キャップを付け忘れると,内視鏡内部に水や洗浄剤,消毒薬などの液体 が侵入し,故障の原因となる.

内視鏡 防水キャップ 取り付け

図4-2 内視鏡防水キャップの取り付け

  2)超音波内視鏡,特殊内視鏡など

  特殊管路や鉗子管路が複数ある軟性内視鏡においては,それぞれの管路に対してAERから送液・ 送気できるように適切な洗浄チューブ類を用いてAERのコネクター(アタッチメントカプラー)と 接続する必要がある.内視鏡管路の数に対してAERのコネクター(アタッチメントカプラー)数が足りない場合には,用手にて,AERで処理がおこなえない管路の洗浄消毒処理をおこなう必要があ る.

  

  3)特殊管路(副送水管路,鉗子起上ワイヤーチャンネルなど)を持つ内視鏡

  軟性内視鏡のそれぞれの管路に対して送液・送気できるように適切な洗浄チューブ類を用いて AERのコネクター(アタッチメントカプラー)と接続する必要がある.内視鏡管路の数に対してAER のコネクター(アタッチメントカプラー)数が足りない場合には,用手にて,AERで処理がおこな えない管路の洗浄消毒処理をおこなう必要がある.

  鉗子起上機構のある内視鏡の場合には,先端のキャップ(図4-3)を取り外し,よくブラッシング をおこなった後にAERにセットする必要がある.また,鉗子起上台がある内視鏡は,鉗子起上台の 上面・下面共に十分に洗浄剤や消毒薬が接触するように鉗子起上台を半分起上させた状態でAERに セットする.

内視鏡 鉗子起上機構 先端キャップ

図4-3 内視鏡鉗子起上機構の先端キャップ

  4)アクセサリー類(送気送水ボタン,鉗子栓,処置具など)

  送気送水ボタン,鉗子栓などのアクセサリー類は,複雑な形状を有しているため,AERのアクセ サリー用の専用洗浄消毒ケースなどに入れて洗浄消毒をおこなう.内視鏡をセットする洗浄槽にアクセサリー類を置いてAERで処理すると,洗浄消毒工程中にアクセサリー類がぶつかり軟性内視鏡 を損傷する可能性がある.

  生検鉗子などの処置具類は,滅菌が要求されるクリティカル器材であるため,AERでの処理はお こなわない.また,処置具類を軟性内視鏡と一緒にAERで処理した場合,洗浄中の水流により処置具がぶつかり,軟性内視鏡を損傷する可能性がある.

 

 (3)汚染特性

 軟性内視鏡に付着する汚れの大部分が粘液,血液や検査用試薬である.汚れは外表面だけでなく, 管路内にも付着する.血液は水溶性であるが,時間経過とともにその一部は不溶性に変性し,洗浄抵抗性が強まるため,使用した軟性内視鏡はできるだけ速やかに洗浄することが重要である.また,血液は処置の際に発生する熱によっても不溶性に変性して強い洗浄抵抗性を示す.血液が付着した 軟性内視鏡を洗浄に先立ってグルタラールなどの消毒薬と接触させた場合にも,タンパク質が凝固 し,熱による変性と同様の抵抗が生じるので,洗浄前の軟性内視鏡を消毒薬に接触させない

 

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