日本医療機器学会 滅菌技士akiの滅菌管理・滅菌保証のブログ〜東京歯科医療安全感染制御研究会 ~ 東京CSS研究会イリタニオフィス

イリタニオフィス東京滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BI(生物学的モニタリングテスト)東京歯科医療安全・感染制御研究会 東京CSS研究会セミナー~ 日本環境感染学会 滅菌技士akiのブログ~

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2019.06.03 本日の滅菌保証 患者数4名 経費2150円 稼働6回 No.2484 2485 2486 2487 2488 2489 ID. 17730 23200 44121 64310 ウォッシャーディスインフェクター (washer-disinfector : WD)問題点

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  • 全ての治療器具は管理・滅菌保証されているもの、または単回使用のものです。
  • 回し、迅速処理・フラッシュ滅菌は行いません。
  • 単回使用製品(ディスポーザブル製品)および使用済み根管治療リーマー・ファイルの再滅菌・使い回しは行いません。
  • 滅菌業務スタッフが毎回治療前に患者の目の前で使用する器具器材の滅菌保証を一緒に確認します。そこで滅菌保証が成立します。
  • 日々の滅菌保証をネット公開しています。

 

歯科器具にこびり付いたセメント類の除去は拡大鏡下で行う。

歯科器具にこびり付いたセメント類の除去は拡大鏡下で行う。

ウォッシャーディスインフェクター (washer-disinfector : WD)の問題点

全ての器具器材をウォッシャーディスインフェクター (washer-disinfector : WD)で落とせるものだけならばかなり効率的に行えることは間違いがない。しかし歯科診療で問題となる洗浄は固く硬化しこびり付いたセメントや接着剤である。ウォッシャーディスインフェクター (washer-disinfector : WD)で落ちないものは用手洗浄を行う以外にはない。また機械洗浄は1回60分以上(冬は更に数割り増しの時間)を要するので量的時間的にかなり制限されてしまう。滅菌器とWDの稼働状況により滅菌物の量が決まり患者数が決定されるということである。沢山の患者を診たいと思う場合は高圧蒸気滅菌器やWDの台数を増やすのか、器具器材を増やすのか、人を増やすのか、その辺りは各医院で考え決定していくことになる。

オフィスのコンセプトはここ↓

www.iryou-anzen.jp

 

【バリデーション/Validation】(現在模索中)

EN ISO 17665-1 -3 Steam processes

 

 【蒸気滅菌器】

EN13060 クラスB

イタリアW&H社製LISA 

 

 

【始業前テスト運転】全て合格確認

『物理的インジケータ』PRe 135.6°C +2.17 合格 

『化学的インジケータ / CI』合格

※ボウィー・ディックテスト BD

ISO11140-1  Type2 / 134℃3.5min日油AC Test Pack(1set 510円)

※Helix 蒸気浸透性テスト PCD

EN867-5 Hollow load PCD gke BMS-Test(1枚144円)

物理的インジケータ BW CI PDC

物理的インジケータ BW CI PDC

【生物学的インジケータ】合格

※EN ISO 11138-3 BI for steam sterilization EZTest (2本684円)合格

 始業前運転試験合格。

 

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生物学的インジケータ

 

【稼働状況】本日は5回稼働 全て合格

全ての被滅菌物はプリオンモード(135.5℃ 2.16気圧 18分)で滅菌

『物理的インジケータ』合格 

物理的インジケータ

物理的インジケータ

 『PCD 化学的インジケータ』合格 

MELAcontrol PCD-Testset ISO11140-1 Class6 Chemical Indicator S-134-18、Steam-Prion 

『滅菌バッグ』

CROSSTEX®DUO-CHECK ISO11140 and11607

『外部コントロール』

日油技研工業 ISO11140-1  type1 オートクレーブ用 滅菌テープ 合格

Chemical Indicator S-134-18、Steam-Prion

MELAcontrol PCD-Testset ISO11140-1 Class6

 

 
【本日用いた各患者の滅菌保証】全て合格
 本日は4名の患者の診療を行いました。

 

化学的インジケータ CI

ISO11140-1 Class6 Chemical Indicator PCD

 

 『内部コントロール』 

※鋼製器具基本セット 合格

日油技研工業 ISO11140-1 Class6 Chemical Indicator S-134-18、Steam-Prion(1枚17円)

※微細中空構造であるタービン、エンジン、超音波ヘッド 合格

MELAcontrol PCD-Testset ISO11140-1 Class6 Chemical Indicator S-134-18、Steam-Prion (1枚93円)

 

 本日もトラブルなく滅菌業務完了いたしました。

 

【滅菌保証稼働経費
本日は滅菌器稼働回数5回、4名の患者が来院されました。

滅菌保証経費 BD PCD CI HELIX BI

滅菌保証消耗品 BD PCD CI HELIX BI

滅菌関連消耗品経費は2150円となります。

(人件費その他ランニングコスト消費税は除く)

 

 

【医療現場における滅菌保証のガイドライン 2015 】P.13

2 ウォッシャーディスインフェクター (washer-disinfector : WD)のバリデーションおよび日常管理.

 2.1解 説

患者に使用された再使用医療機器を,再び使用可能な状態にするために洗浄が担う役割とは,汚 染を除去することによって滅菌の品質を向上させ,同時に医療従事者の作業安全を確保することで ある.したがって,あらかじめ定めた方法を用いることで,期待する洗浄効果および,効果の持続 性を確認することは,滅菌品質を保証する上で大変重要である.

医療施設の中央材料部門における洗浄は,一般的に用手洗浄と機械洗浄に大別されるが,洗浄品 質の安定と,作業者の職業感染防止の観点から,機械洗浄が優先的に選択されるべきである.また, 汚染状況次第で,機械洗浄以前に用手洗浄が適用されなくてはならない場合もあるが,多くの場合, 汚染の固着を防ぐ観点から,回収直後の汚染器械を速やかに機械洗浄することが望まれる.

本邦において採用されている機械洗浄方式は多様である.中でも汚染された再使用医療機器をそ のままチャンバーに収納して装置を運転させることにより,事前に設定された洗浄消毒条件にもと づいて,一連の工程を自動処理するウォッシャーディスインフェクター(以下WD)は,作業の効 率化と,職業感染防止の観点から適用が推奨され,現在最も多く使用されている機械洗浄方法とし て認知されている.

WDは手術器械を再処理するもの,便尿器を再処理するもの,軟性内視鏡を再処理するものなど, 複数の類型が存在するが,本項では手術器械を再処理するWDに限定し,その取り扱い上必要な各 種事項を挙げるとともに,国際規格ISO15883の主要部分にもとづいたバリデーションおよび日常管 理の最小限度の要求事項を記載する. 

 

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