東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.07.15 手指衛生製品選択の際に考慮するべき要素

本日もEN1306スタンダードオートクレーブリサ試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。化学的インジケータであります、蒸気浸透性試験ヘリックスおよび、管腔器材蒸気浸透性試験ヘリックス、ともに合格しております。

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本日は回8滅菌器が稼働しております。

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同封しております、ヘリックスも全て合格しております。

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本日は11名の患者様が来院されました。

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患者様ごとに包装された器具内部に同封しております、クラス6のインジケータとヘリックステストの結果です。全て合格しております。

当医院では診療の前に患者様の目の前で個別に包装された器具を開封し、内部の化学的インジケータ(試験紙)の色の変化を見て頂いております。本日使用された器具は全て内部まで蒸気が滞り無く浸透しており、滅菌がされた器具となっております。

患者様ごとに包装した器具内部に同封しております、クラス6のインジケータとヘリックステストの結果も全て合格しております。当院では患者様の目の前で器具を開封し、インジケータの色の確認をお願いしています。自分に使用される器具が綺麗かどうかご自身で確認することができます。

10時間後、生物学的インジケータ結果です。

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コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しており、本日も滅菌保証がなされております。

 

物理的インジケータ、化学的インジケータ、生物学的インジケータの3つの合格をもちまして、本日も滅菌保証がなされております。

 

本日も安全な診療をする事ができました。

今日のトピックス

手指衛生製品選択の際に考慮するべき要素

医療施設で使用する手指衛生製品の評価を行うときには、製品の全体的効果に影響を与える要素を考慮にいれなければなりません。スタッフの受け入れレベルが低いと、手洗いが頻繁に行われないかもしれません。スタッフの受け入れに影響する製品の特徴には、匂い、粘度、色などがあります。石鹸では泡立とのよさも影響します。医療従事者の手洗いの頻度は、一度の勤務時間帯中限られた回数から30回までと幅があるため、皮膚の炎症や乾燥を起こす製品傾向はスタッフの受け入れられ方や、使用に影響を与える大きな原因となります。

スタッフによる手洗いや消毒薬の使用は、手指衛生手段が使いやすい場所にあるかどうかに影響されることを示した研究があります。また、石鹸とアルコール手指消毒薬の混乱をさけるために、アルコール手指消毒薬は流し台に置くべきではありません。アルコール手指消毒薬を使用した後に、石鹸と水で手洗いをする必要はなく、皮膚炎に至る可能性があることも医療従事者に伝えるべきです。自動手洗い機やディスペンサーシステムの効果の評価にも慎重にならなければなりせん。きちんと手の上に製品を供給できているか、詰まってはいないかなどの懸念があります。

手指衛生製品の経費の全体像を捉えるには、医療施設としては手指衛生製品の予算と、医療に関連した感染が起こった場合に予測される病院コストとを比較して考えるべきです。病院の管理サイドとしては、より効果の高い、あるいは受け入れられやすい手指衛生製品を購入して手指衛生の実践を改善することができれば、病院感染の発生を回避することができ、それによって年間で数件の医療に関連した感染を予防するだけでも、改善後の手指衛生製品の費用増加分を超えるコストの削減につながることを考慮にいれる必要があります。

 

ご参考まで。

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