東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.07.14 手指消毒薬の副作用を減少させるために提案されている方法

おはようございます。

本日もEN1306スタンダードオートクレーブリサ試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。化学的インジケータであります、蒸気浸透性試験ヘリックスおよび、管腔器材蒸気浸透性試験ヘリックス、ともに合格しております。

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 本日は2回滅菌器が稼働しております。

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同封しております、ヘリックスも全て合格しております。

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本日は2名の患者様が来院されました。

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患者様ごとに包装された器具内部に同封しております、クラス6のインジケータとヘリックステストの結果です。全て合格しております。

当医院では診療の前に患者様の目の前で個別に包装された器具を開封し、内部の化学的インジケータ(試験紙)の色の変化を見て頂いております。本日使用された器具は全て内部まで蒸気が滞り無く浸透しており、滅菌がされた器具となっております。

10時間後、生物学的インジケータ結果です。

コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しており、本日も滅菌保証がなされております。

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物理的インジケータ、化学的インジケータ、生物学的インジケータの3つの合格をもちまして、本日も滅菌保証がなされております。

 

本日も安全な診療をする事ができました。

今日のトピックス

手指消毒薬の副作用を減少させるために提案されている方法

医療従事者の手指衛生による刺激性接触皮膚炎を最小限に抑えるための戦略として、炎症原因となる消毒薬への曝露を減らす、炎症の可能性が高い製品をやめて皮膚への損傷の程度が低い製品を使用する、刺激性接触皮膚炎のリスクについてスタッフを教育する、スタッフに保湿力のあるスキンケア製品やバリアクリームを供給するなどがあります。医療従事者の手指衛生製品への曝露頻度を減らすことは困難であろうし、大半の施設ではすでに手指衛生ポリシーがよく遵守されていないことを考えると望ましいものではありません。皮膚炎を抑えようとして病院側では非抗菌石鹸を供給してきましたが、こうした製品も頻繁に使用すると皮膚の損傷、乾燥、炎症が抗菌製品よりもさらにひどく発生する場合があります。炎症原因となる石鹸や界面活性剤へのスタッフの曝露を減らす一つの方法として、種々のエモリエントを含むアルコールベースの手指消毒薬の使用を奨励するという方法があります。

ハンドローションやクリームは、皮膚の水分を増し、また正常な皮膚のバリア機能を果たす皮膚脂質が変質したり、枯渇している場合には保湿や種々の脂質や油分を補充します。いくつかのコントロール試験で、こうした製品を定期的に使用することで、手指衛生製品による刺激性接触皮膚炎を予防し、また治療できることが報告されています。このような報告は、定期的かつ頻繁なハンドケア製品の使用の価値について、スタッフを教育することの必要性を強調しています。最近では、手指衛生関連の刺激性接触皮膚炎の防止用として、バリアクリームが販売されていますが、こうした製品は表皮の表面層に吸収され、通常の手洗いでは落ちない保護層を形成するように作られています。しかし、医療従事者の刺激性接触皮膚炎の防止にバリアクリームが有効かどうかは未だ解明されていません

ハンドケア製品の効能や受け入れ可能性の評価に加え、製品選択委員会は油分含有製品がゴム手袋の品質や院内で使用する手指消毒薬の効能に与えるマイナスの影響についても検討すべきです。

 

ご参考まで。

イリタニオフィス滅菌管理研究会

 

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