東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.07.11 刺激性接触皮膚炎の頻度と病態生理学

おはようございます。

本日もEN1306スタンダードオートクレーブリサ試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。化学的インジケータであります、蒸気浸透性試験ヘリックスおよび、管腔器材蒸気浸透性試験ヘリックス、ともに合格しております。

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本日は7回滅菌器が稼働しております。

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同封しております、ヘリックスも全て合格しております。 

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本日は7名の患者様が来院されました。

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 患者様ごとに包装した器具内部に同封しております、クラス6のインジケータとヘリックステストの結果も全て合格しております。当院では患者様の目の前で器具を開封し、インジケータの色の確認をお願いしています。自分に使用される器具が綺麗かどうかご自身で確認することができます。

10時間後、生物学的インジケータ結果です。

コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しており、本日も滅菌保証がなされております。

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物理的インジケータ、化学的インジケータ、生物学的インジケータの3つの合格をもちまして、本日も滅菌保証がなされております。

 

本日も安全な診療をする事ができました。

今日のトピックス

刺激性接触皮膚炎の頻度と病態生理学

ある研究では看護師の25%が皮膚炎の症状や徴候を報告しており、看護師の85%が何らかの皮膚問題を経験したと報告しています。手指消毒製品、とくに石鹸やその他の界面活性剤を繰り返し頻繁に使用することが、医療従事者の慢性刺激性接触皮膚炎の主な原因となります。界面活性剤が皮膚炎症を起こす潜在力はかなり幅広いですが、エモリエントや保湿剤の添加により改善することが出来ます。抗菌石鹸による炎症は、含有されている抗菌薬やその他の成分によるものです。皮膚に問題を経験した人は、よく乾燥感や燃えるような感じ、荒れた皮膚、紅斑、かさかさ感、ひび割れなどを訴えています。界面活性剤は、角質層のタンパク質の変性、細胞内脂質の変化、角質細胞の結束の減弱、角質層の保水力の減少を起こす事により皮膚を損傷します。皮膚の損傷が起こると皮膚上の菌叢も変化し、ブドウ球菌やグラム陰性菌の定着がより頻繁に起こるようになります。アルコールは最も安全な生体消毒薬の一つですが、皮膚の乾燥や炎症の原因となり得ます。

刺激性接触皮膚炎は、ヨードホールによるものがよく報告されています、刺激性接触皮膚炎の原因となるその他の生体消毒薬は、クロルヘキシジン、PCMX、トリクロサン、アルコールベースの製品です。界面活性剤の繰り返し使用によって損傷した皮膚はアルコールベースの製品による刺激により弱いです。頻繁な手洗いによる皮膚炎に関するほかの要因としては、手洗い時の温水の利用や相対的な湿度の低下、ハンドローションやクリームを使っていないことや、ペーパータオルの品質などがあります。手袋の着脱のときの力やラテックスアレルギーも、医療従事者の皮膚炎を引き起す要素であると考えられます。

 

ご参考まで。

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