東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科治療イリタニオフィス 予約専用回線 03-5638-7438

2015.07.01 クロロキシレノール

おはようございます。

本日も高圧蒸気滅菌器試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。同封しております、ヘリックスおよびボウィーディックテストともに合格しております。

f:id:tokyo-microscope:20150701090807p:plain

本日は7回滅菌器が稼働しました。

f:id:tokyo-microscope:20150701150620p:plain

f:id:tokyo-microscope:20150701183419p:plain

同封しております、ヘリックスも全て合格しております。

f:id:tokyo-microscope:20150701183431p:plain

本日は7名の患者様が来院されました。

当医院では診療の前に患者様の目の前で個別に包装された器具を開封し、内部の化学的インジケータ(試験紙)の色の変化を見て頂いております。本日使用された器具は全て内部まで蒸気が滞り無く浸透しており、滅菌がされた器具となっております。

f:id:tokyo-microscope:20150701182412p:plain

10時間後、生物学的インジケータ結果です。

コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しております。

f:id:tokyo-microscope:20150702140348p:plain

物理的インジケータ、化学的インジケータ、生物学的インジケータの3つの合格をもちまして、本日も滅菌保証がなされております。

 

本日も安全な診療をする事ができました。

 

今日のトピックス

クロロキシレノール

クロロキシレノールはパラクロロメタキシレノールとしても知られていますが、化粧品やその他の製品の保存剤として、また抗菌石鹸の有効成分として使用されてきたハロゲン置換フェノール系化合物です。1920年代にヨーロッパで開発され、1950年代以降は米国でも使用されてきました。抗菌作用はおそらく細菌の酵素の不活性化と細胞壁の変性によるものであると推測されます。グラム陽性菌に対して優れた作用を示し、グラム陰性菌、抗酸菌、ある種のウイルスに対しては中程度の作用あります。緑膿菌に対する活性は落ちますが、エチレンジアミンテトラ酢酸を加えると、シュードモナス属菌やその他の病原体に対する活性が増強します。医療従事者の使用目的としたクロロメタキシレノール含有製品の効能に焦点をあてた論文は少なく、研究の結果も相反する場合があります。それは評価された製品に含まれるクロロメタキシレノールの濃度が様々であることなど試験対策製剤の他の側面によると考えられています。クロロメタキシレノールはグルコン酸クロルヘキシジンやヨードボールほどの速効性はなく、残留活性はグルコン酸クロルヘキシジンに見られるほどのものではありません。クロロメタキシレノールの抗菌作用は、有機物の存在によってもあまり影響されませんが、非イオン性界面活性剤によっては中和されます。また、クロロメタキシレノールは皮膚を通じて吸収されますが、許容範囲であり、その使用によるアレルギー反応はあまり見られません

 

ご参考まで。

イリタニオフィス滅菌管理研究会

 

東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科治療イリタニオフィス 予約専用回線 03-5638-7438