東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.06.29 アルコール3

おはようございます。

本日も高圧蒸気滅菌器試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。同封しております、ヘリックスおよびボウィーディックテストともに合格しております。

 

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本日は9回滅菌器が稼働いたしました。

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同封しております、ヘリックスも全て合格しております。。

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本日は5名の患者様が来院されました。

患者様ごとに包装された器具内部に同封しております、クラス6のインジケータとヘリックステストの結果です。全て合格しております。

当医院では診療の前に患者様の目の前で個別に包装された器具を開封し、内部の化学的インジケータ(試験紙)の色の変化を見て頂いております。本日使用された器具は全て内部まで蒸気が滞り無く浸透しており、滅菌がされた器具となっております。

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10時間後、生物学的インジケータ結果です。

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コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しており、本日も滅菌保証がなされております。

 

物理的インジケータ、化学的インジケータ、生物学的インジケータの3つの合格をもちまして、本日も滅菌保証がなされております。

 

本日も安全な診療をする事ができました。

今日のトピックス

アルコール 3

アルコールは医療関連の病原体の移動を防ぐ事が出来ます。ある研究では、アルコールベースの手指消毒薬の擦り込みにより手指消毒を行ったあと、定着している患者の皮膚から看護師の手を介してカテーテル片へグラム陰性菌の伝播が認められたのは実験の17%においてのみでした。これに対して普通石鹸と水による手洗いの後には実験の92%で微生物の移動が認められました。この実験モデルは、医療従事者の手の汚染が激しいときには、アルコールベースの手指消毒薬の擦り込みによる手指消毒のほうが、普通石鹸と水による手洗いよりも効果的に病原体の伝播を防止する事が出来る事を示しています。

医療従事者の標準的手洗いや手指消毒に関して、アルコールベースの製品は石鹸や抗菌石鹸よりも効果的です。

手術スタッフが術前に手を洗浄する際にも、アルコールは有効です。複数の研究で、製品を使用した後すぐと、1〜3時間後に手の上の細菌数が測定されていますが、この1〜3時間後の測定は術中に手の上での細菌の再増殖が抑制されたかどうかを見るためのものです。全ての研究において、アルコールベースの製品の法が普通石鹸による手洗いよりも効果が優れており、また実験の大半で、抗菌石鹸や界面活性剤よりも手の上の細菌数を多く減らしています。さらに、アルコールベースの製品の大半が、ポビドンヨードやクロルヘキシジンよりも有効でした。

病院での使用を目的としているアルコールベースの手指消毒薬は、年度の低い液状、ゲル状、フォーム状で販売されていますが製品形態の比較効能については、あまりデータはありません。手指消毒にアルコールベースの製品を頻繁に使用すると、保湿剤あるいはその他のスキンコンディショニング剤が添加されていなければ、皮膚の乾燥の原因となります。アルコールの乾燥効果は、グリセロールやその他のスキンコンディショニング剤を1%〜3%鐵bかすることによって減少または消失させることができます。

アルコールは可燃性です、アルコールベースの手指消毒薬の発火点は、種類や濃度にもよりますが21℃〜24℃の範囲です。そのため、高温や火の元から離れた場所に保管する必要があります。また、アルコールは揮発性のため、容器は蒸発を最小限に食い止めるようなデザインになっているべきです。

 

ご参考まで。

 

イリタニオフィス滅菌管理研究会

 

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