東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.06.24 手指衛生の効能評価の従来方法の欠点

おはようございます。

本日も高圧蒸気滅菌器試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。同封しております、ヘリックスおよびボウィーディックテストともに合格しております。

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本日は4回滅菌器が稼働しております。

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同封しております、ヘリックスも全て合格しております。

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本日は5名の患者様が来院されました。

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10時間後、生物学的インジケータ結果です。

コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しており、本日も滅菌保証がなされております。

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物理的インジケータ、化学的インジケータ、生物学的インジケータの3つの合格をもちまして、本日も滅菌保証がなされております。

 

今日のトピックス

手指衛生の効能評価の従来方法の欠点

医療従事者による使用を目的とされた手指衛生用品に適用されている評価方法は、大半の研究で観察されたように、実際の病院スタッフの平均手洗い時間は15秒を切るにも関わらず、試験ボランティアは普通石鹸あるいは抗菌石鹸を使って30秒あるいは1分間手を洗う事を要求しています。15秒の手洗いや衛生的手洗いプロトコールを用いた試験は限られています。したがって、医療従事者が実際に行う条件の下での普通石鹸や抗菌石鹸の効能に関するデータはほとんどないといって良いのです。同様に、医療従事者に手指消毒薬として使用される無水消毒薬の評価方法も、アルコール3mLを30秒間手に擦り付け、同じ時間だけこの動作を繰り返すことを要求していますが、この種のプロトコールはやはり医療従事者の実際の使用パターンを反映していません。さらに、製品評価に参加する通常の試験ボランティアは、医療従事者の代理であって、その手の細菌プロフィールは医療の現場で働くスタッフの手のそれを反映していない可能性があります。現場の医療従事者の間で、標準化されたプロトコールによりさらなる研究を行い、微生物学的な定着、細菌の移動と交差伝播に関する現実増をとらえるべきなのです。

 

ご参考まで。

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