東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.06.23 手指衛生製品の効能評価のための従来方法

おはようございます。

本日も試運転結果よりご報告いたします。物理的インジケータは滅菌完了。同封しております、ヘリックスおよびボウィーディックテストともに合格しております。

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本日は7回滅菌器が稼働しております。

内1回は滅菌を中止。印字用紙がなくなったので印刷ができておらず用紙の交換のため一時滅菌を中止いたしました。滅菌バリデーションの原則は、記録がなければしていないと同じです。

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同封しております、ヘリックスも全て合格しております。

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本日は5名の患者様が来院されました。

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 10時間後、生物学的インジケータ結果です。

コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しており、本日も滅菌保証がなされております。

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物理的インジケータ、化学的インジケータ、生物学的インジケータの3つの合格をもちまして、本日も滅菌保証がなされております。

 今日のトピックス

手指衛生用品の効能評価のための従来方法

 

手洗い、消毒薬を用いた手洗い、手術用手指消毒プロトコールの効能を調査するために、様々な方法が使用あれます。様々な研究間の相違には、

試験剤の使用の前に細菌によりわざと手を汚染したか

指や手を汚染するために用いた方法

手指衛生用品の手への塗布量

製品の皮膚との接触時間

試験溶液の使用の後に皮膚から細菌を回収するのに使用した方法

製品の効能の表現方法

などがあります。こうした相違はあるにしろ、研究の大半は通過菌を除去するための製品に焦点を当てているもの常在菌叢を除去するための製品に焦点をあてているものとの2つのカテゴリーに分ける事が出来ます。通過菌を医療従事者の手から除去するための製品に関する研究の大半は、普通石鹸、抗菌石鹸、または無水手指消毒薬を使用する前に、試験ボランティアの皮膚に試験微生物を規定量接種して汚染させています。これに対し、手術時手指消毒用に試験された製品は、試験ボランティアの手を人工的に汚染することなく、常在菌叢を除去する製品能力を試験しています。

米国では、医療従事者の消毒薬を用いた手洗い製品は、FDAの大衆医療品部門で規制されています。医療従事者向けの手洗い製品としての使用が意図される製品は、標準化された方法で評価されます。試験は試験対象製品の使用説明に従い行われます、初期値の細菌のサンプリング前と、試験製品による手洗いの前に毎回セラチアマルセッセンスの標準懸濁液5mLを手に塗布し、手表面全体に対して擦り合せます。次に、試験製品を所定分量手に取り手全体と前腕1/3に広げます。水道水を少量加え、所定の時間泡をたてて洗浄します。次に手と前腕を40℃の水道水で30秒間すすぎを行います。1、3、7、10回目の手洗いのあと、サンプリング用のゴム手袋またはポリエチレンバッグを左右の指にはめ、各手袋に75mLのサンプリング溶液を加えます。TFMの効能基準は、初回使用の後5分後以内にそれぞれの手の指標微生物が2-log10減少すること、10回目の後5分以内にそれぞれの手の指標微生物が3-log10減少する事となっています。効能に対する規格がことなるため、アルコールベース製品の受け入れ基準であるFDAのTFMの基準と欧州EN1500の基準は異なっています。TFMの効能基準を満たすアルコールベースの手指消毒薬が、必ずしもEN1500の効能基準を満たすとは限りません。また、医療機関において病原体の伝播を最小限に抑制するために、手に付着した細菌やその他の微生物をどの程度減少させる必要があるのかは、科学的研究によって明確にされていません

 

ご参考まで。

イリタニオフィス滅菌管理研究会

 

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