東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.06.13 病原体の伝播

おはようございます。

本日もEN1306スタンダードオートクレーブリサ試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。化学的インジケータであります、蒸気浸透性試験ヘリックスおよび、管腔器材蒸気浸透性試験ヘリックス、ともに合格しております。

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 本日は6回滅菌器が稼働しております。

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同封しております、ヘリックスも全て合格しております。

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本日は8名の患者様が来院されました。

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患者様ごとに包装された器具内部に同封しております、クラス6のインジケータとヘリックステストの結果です。全て合格しております。

当医院では診療の前に患者様の目の前で個別に包装された器具を開封し、内部の化学的インジケータ(試験紙)の色の変化を見て頂いております。本日使用された器具は全て内部まで蒸気が滞り無く浸透しており、滅菌がされた器具となっております。

 

10時間後、生物学的インジケータ結果です。

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コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しており、本日も滅菌保証がなされております。

 

物理的インジケータ、化学的インジケータ、生物学的インジケータの3つの合格をもちまして、本日も滅菌保証がなされております。

 

本日も安全な診療をする事ができました。

今日のトピックス

病原体の伝播

一人の患者から別の患者へと、医療従事者の手を介して医療関連の病原体が伝播するには、下記のような経過があります。

患者の皮膚上の微生物や、患者の身辺に存在するものに落ちた微生物が医療従事者の手により伝播する

・これらの微生物は、医療従事者の手において、少なくとも数分生存します

・次に、医療従事者の行う手洗いや手指消毒が不十分であったり、もしくは、全く欠落していたりします。あるいは、手指衛生に使用した製品が不適切なものである場合があります。

最後に、医療従事者の汚染された手が、別の患者と直接接触するか、患者が直接接触をするようなものと接触します。

医療関連の病原体は、患者の感染創や分泌物の出ている創からのみならず、正常で損傷のない皮膚の定着形成しやすい部分からも形成されます。会陰部や鼠径部が通常最も多く定着している部位ですが、胴や腕もしばしば定着をみることがあります。患者の損傷のない皮膚部分に存在する微生物(黄色ブドウ球菌、プロテウスミラビリス、クレブシエラ属菌、アシネトバクター属菌など)の数は、100〜10の6乗/㎠の幅があります。糖尿病患者、慢性腎不全で透析を受けている患者、慢性皮膚炎の患者は、損傷のない皮膚でも黄色ブドウ球菌が定着している可能性が高いです。正常な皮膚からは、微生物を含む皮膚の扁平上皮細胞が毎日およそ10の6乗個はがれ落ち、患者のガウン、ベッドリネン、ベッドサイドの家具、その他患者の身の回りのものは患者の菌によって簡単に汚染されます。こうした汚染は特にブドウ球属菌や腸球菌属菌によることが多く、これらの菌は乾燥に対し耐性があります。

 

ご参考まで。

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