東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.06.10 皮膚常在菌叢

おはようございます。

本日も高圧蒸気滅菌器試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。同封しております、ヘリックスおよびボウィーディックテストともに合格しております。

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本日は8回滅菌器が稼働しております。

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同封しております、ヘリックスも全て合格しております。

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本日は9名の患者様が来院されました。

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患者様ごとに包装した器具内部に同封しております、クラス6のインジケータとヘリックステストの結果も全て合格しております。当院では患者様の目の前で器具を開封し、インジケータの色の確認をお願いしています。自分に使用される器具が綺麗かどうかご自身で確認することができます。

10時間後、生物学的インジケータ結果です。

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コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しており、本日も滅菌保証がなされております。

 

物理的インジケータ、化学的インジケータ、生物学的インジケータの3つの合格をもちまして、本日も滅菌保証がなされております。

 

本日も安全な診療をする事ができました。

 

今日のトピックス

皮膚常在菌叢

本日より、手指衛生のお話をさせていただきます。

 

手指消毒へのさまざまなアプローチの目的を理解するためには、皮膚常在菌の知識は不可欠です。通常人の皮膚には細菌が定着しています。身体の場所によって、好気性菌の総検出数は異なります、医療スタッフの手の検出総細菌数には3.9×10の4乗〜4×10の6乗までの幅があります。1938年、手から採取される細菌は、通過性と常在型の2つのカテゴリーに分けられました。皮膚の表面層に定着する通過菌は、ルーチンの手洗いによって除去しやすいものです。こうした菌は、患者との直接の接触や、患者の近くにある汚染された環境面との接触により、医療従事者に伝播します。通過菌は医療に関連した感染に最も多く関与する微生物です。皮膚のより深い所に付着している常在菌叢は、通過菌に比べて除去が容易ではありません。加えて、常在菌叢(コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、類ジフテリアなど)は、医療に関連した感染に関与することは少ないです。医療従事者の手には病原性細菌(黄色ブドウ球菌など)、酵母様真菌などが絶え間なく定着していると考えられています。個人個人で通過菌、常在菌叢の数には相当のばらつきがありますが、一人一人を見ると、その数はだいたい一定していることが研究者によって報告されています。

 

ご参考まで。

イリタニオフィス滅菌管理研究会

 

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