東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.04.26 化学的インジケーター

おはようございます。

本日もEN1306スタンダードオートクレーブリサ試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。化学的インジケータであります、蒸気浸透性試験ヘリックスおよび、管腔器材蒸気浸透性試験ヘリックス、ともに合格しております。

 

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 本日は4回滅菌器が稼働しております。

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10時間後、生物学的インジケータ結果です。

コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しております。

 

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 今日のトピックス

各滅菌法におけるCI②

⑶EOG滅菌法CI

 EOG滅菌の重要なパラメータは、EOG濃度、温度、相対湿度、時間の4条件であり、高圧蒸気滅菌に対すて、需要なパラメータが一つ多い滅菌法です。市販されているインジケータはそれぞれの反応機構により直接法のタイプと間接法のタイプに分類できます。滅菌工程前の洗浄や、消毒工程で洗浄剤、消毒薬などを用いた場合、すすぎ不足でそれらが残留するとCIの変色性に影響を及ぼすことがあるので注意します。

直接法タイプ

EOが直接付加反応(アルキル化反応)して構造変化する特定の機能性色素(アゾ色素)を用いたものであり、通例、赤色系統から青色系統に変色するものが多いです。このタイプの利点は、EOG滅菌の本質であるアルキル化反応の進行によって変色していきます。

間接法タイプ

一般的にアルカリ性領域で変色するph指示薬と塩化マグネシウムに代表される金属化合物(中性を示すもの)との混合物が、EOと反応することでアルカリ性を示す水酸化物(例えば水酸化マグネシウム)が生成し、間接的にph指示薬を変色させる反応を利用します。このタイプは、アンモニアなどのアルカリ性の薬品に接触すると滅菌処理の有無に関わらず変色し逆に酸性の薬品に接触すると処理済みに変色したインジケータが処理前の色に戻る場合があるので取り扱いに注意が必要です。よって、炭酸ガス混合のEOGを使用した際には適用できない場合があります。(100%EOG専用)

使用するEOGの種別に応じてインジケータを選択する必要があり、その情報はインジケータ製造業者から提供されます。

 

⑷過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌法CIまたは過酸化水素ガス滅菌用CI

過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌用CIまたは過酸化水素ガス滅菌用CIは、ISO11140-1で過酸化水素ガス滅菌用としてクラス1プロセス・インジケータのみが規定されています。使用条件により、滅菌処理前に包装内部に挿入したCIが変色する可能性があるため、滅菌器に入れる直前にCIを挿入するか、事前に挿入したCIはその変色がないかどうかを確認する必要があります。

 

ご参考まで。

イリタニオフィス滅菌管理研究会

 

 

 

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