東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.04.10 蒸気滅菌における滅菌バリデーションおよび日常管理 【滅菌器と滅菌工程の選定】

おはようございます。

本日も高圧蒸気滅菌器試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。同封しております、ヘリックスおよびボウィーディックテストともに合格しております。

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本日は6回滅菌器が稼働しております。

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 同封しております、ヘリックスも全て合格しております。

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本日は4名の患者様が来院されました。

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患者様ごとに包装された器具内部に同封しております、クラス6のインジケータとヘリックステストの結果です。全て合格しております。

10時間後、生物学的インジケータ結果です。

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コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しており、本日も滅菌保証がなされております。

今日のトピックス

蒸気滅菌における滅菌バリデーションおよび日常管理

【滅菌器と滅菌工程の選定】

医療機関において、滅菌物に対して、適切に滅菌できる滅菌工程を設定することが可能な性能および機能を持った滅菌器を選定する。

高圧蒸気滅菌器の工業規格であるJIS T 7322:2005,JIS T 7324:2005で規定・要求されている項目は以下の点である。

滅菌器の設計、構造、部品、及び付属品に関する要求

①機械的、電気的安全性(JIS C 1010-1,IEC 61010-2-041)

②圧力容器に関する要求(圧力容器規定、耐腐食性など)

③エアフィルター(細菌除去フィルター)の濾過性能

④自動制御装置

⑤装置の固定方法

滅菌器の安全性に関する要求

①滅菌器のドアインターロック機構

②熱障害の防止

③運転サイクルの中止制御

④騒音

工程モニタリング・制御装置に関する要求

①チャンバー内の温度

②制御温度調節機

③滅菌タイマー

④圧力表示器

滅菌器の滅菌性能に関する要求

脱気(空気排除)機能に関する要求

乾燥性能に関する要求

 

具体的な内容についてはJIS原文を参照。

また、その他JISに要求されていない点で装置の選定に検討が必要な項目として以下の点がある。

滅菌物に適した滅菌条件を設定出来るプログラムがあること。

②真空リークやボヴィー・ディックテストのテストプログラムなど装置管理が出来る機能を有すること。

③フラッシュ滅菌など特殊運転が必要な場合はその専用プログラムを有すること。

④滅菌物を適切に処理するのに十分な滅菌チャンバー容積があること。

⑤プリオン対策(134℃滅菌)など目的に添った滅菌温度に設定出来ること。

⑥滅菌に使用する蒸気の質を定めること。

 

蒸気滅菌工程の選定については滅菌物の種類によって温度や空気排除工程を設定する。また、フラッシュ滅菌などの特殊な滅菌では専用のプログラムを用い、安全に使用するために事前に十分な検証を行う必要がある。

 

ご参考までに。

イリタニオフィス滅菌管理研究会

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