東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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2015.03.04 洗浄の品質管理

おはようございます。

本日も高圧蒸気滅菌器試運転結果よりご報告いたします。

物理的インジケータは滅菌完了。同封しております、ヘリックスおよびボウィーディックテストともに合格しております。

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本日は6回滅菌器が稼働しております。

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同封しております、ヘリックスも全て合格しております。

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本日は8名の患者様が来院されました。

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10時間後、物理的インジケータ結果です。

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コントロールはPositive、滅菌したものはNegativeを示しており、本日

も滅菌保証がなされております。

本日のトピックス

洗浄の品質管理

洗浄工程後に適切な洗浄効果が得られているかを確認することは不可欠です。洗浄の品質管理については現在も激しい論議がされており、適正な洗浄について多くの試験方法が開発されつつあります。洗浄試験では、以下の検査により洗浄工程を検証します。

1.一般的な目視検査

2.清浄度の検査 

洗浄後に残る汚れは1器材あたり平均100μg未満であることが望ましい。200μgを超える汚れがあると洗浄は不合格と考えられます。目に見える量ではないのでタンパク質試験など他の検査方法が必要となります。

・蛍光塗布とUVライト

・テストソイル

・TOSI 洗浄評価用ソイルが塗布されたインジケーター

・管腔器材用の試験器具

・軟性鏡用の試験用器具

・タンパク質試験

3.消毒の検査

バリデーションに必要な洗浄工程の定量的分析を行うためには、洗浄工程全体を通じて、被洗浄物のいくつかの異なる箇所で温度や時間を測定することが不可欠です。特に消毒段階においては、温度、時間の検証は重要で、測定用に様々なシステムが使われています。

・熱電対データロガー 熱電対線をコンピューターに接続して測定

・ソリッドステート式データロガー 

4.乾燥度の検査

乾燥は関連する被洗浄物の種類ごとに検証します。乾燥度試験を行う方法が器材の種類によります。試験結果は記録します。

・一般器材 取り出された器材を色付のクレープ紙を敷いた水平面に置きます。

・管腔器材 乾燥空気を片側から鏡に向かって噴射し、水分の有無を確認します。

 

どの工程においてもバリデーションが重要だという事がおわかりいただけたでしょうか?証明記録がなければやっていないのと同じ。ただ、使っています、やっていますでは証明になりません。

 

次回は洗浄実務の一般的ガイドラインについてお話します。

 

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