東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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滅菌保証 微生物を殺滅するプロセスのあり方 2014.08.30(土) 化学的インジケーターclass6 内部コントロールCI

本日は6名の患者が来院しました。

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各患者に使用する器具の包装内部に挿入している化学的インジケーターclass6の判定結果とタービンヘッドのセットに入れているヘリックステストより、器具包装の内部まで滞りなく滅菌蒸気が行き渡っている事が確認されました。

 

一番上のインジケータは未滅菌のサンプルです。

 

全てのインジケータが赤色から緑色に変化しております。

器具包装内部まで滞りなく蒸気、湿熱、圧力がゆき渡っていることが事が確認されました。

 

本日のトピックス

微生物を殺滅するプロセスのあり方

消毒工程と滅菌工程を区別する理由

滅菌性が法の特性のため、さまざまな体内の感染リスク部位を区別する必要があることがわかりました。芽胞は不活化するのがとても難しい微生物です。芽胞は特殊な性質があるため、消毒にするか滅菌にするか明確に区別しなければなりません。

 

消毒:低リスク部位に触れる器具

低リスク部位に芽胞が存在しても危険ではありません。それゆえ、芽胞を殺滅するには及びません。そのため、増殖型細菌を不活化させるのに足る、極めて簡単で安易な方法を用いれば充分でしょう。たとえば、10分間煮沸するなどです。

滅菌:高リスク部位に触れる機器

芽胞は湿度が高いと発芽してしまうため、高リスク部位に存在させるわけにはいきません。それゆえ、すべての芽胞を殺滅することができる、コストがかかっても強力な方法が必要となります。たとえば、121℃の高温蒸気に15分間曝露させるなどです。

水分:生と死を同時にもたらすもの

水分とは、一方で生命の前提条件であり、他方で不活化を促進するものでもあります。

つまり、水分の有無は生と死の双方に大きな影響を与えるのです。芽胞を不活化するのは困難であり、芽胞のまわりに水分があるかどうかっが不活化に影響するため、感染リスク部位を区別する必要があるのです。

 

・リスク部位を区別する理由:低リスク部位(皮膚など)で芽胞のまわりに充分な水分がなければ、危険は小さくなります.中リスク部位も、芽胞が増殖するには好ましい環境ではありません。しかし、高リスク部位(皮下組織など)で水分があれば芽胞は発芽しやすくなるため、感染の危険性が高まります。

・芽胞を殺滅するのが難しい理由:芽胞内部に水分が存在しないので、不活化が困難なためです。

 

 

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