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東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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滅菌保証 微生物を殺滅するプロセスのあり方 2014.08.29(金) 化学的インジケーターclass6 内部コントロールCI

滅菌保証 内部コントロール CI Class6

本日は8名の患者が来院しました。

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各患者に使用する器具の包装内部に挿入している化学的インジケーターclass6の判定結果とタービンヘッドのセットに入れているヘリックステストより、器具包装の内部まで滞りなく滅菌蒸気が行き渡っている事が確認されました。

 

一番上のインジケータは未滅菌のサンプルです。

 

全てのインジケータが赤色から緑色に変化しております。

器具包装内部まで滞りなく蒸気、湿熱、圧力がゆき渡っていることが事が確認されました。

 

本日のトピックス

微生物を殺滅するプロセスのあり方

湿度が殺滅力に与える影響

殺滅力

 湿度は、微生物の殺滅作用に大きく影響します。

 微生物を殺滅する力はまた、殺滅力とも呼ばれます。高温の湿度は高い殺滅力を持ちま す。

熱担体としての湿度の生物への影響

 湿度が高く蒸し暑い環境にいるとき、私たちは不快に感じ、同じ気温でも湿度が低ければ、不快感は減ります。つまり、私たちは乾熱の影響をうけにくいということが言えます。逆に、熱湯や蒸気で受傷した場合、同じ乾熱に比べてはるかにひどく傷害されることになります。

 水、特に蒸気は乾熱に比べて熱伝導率がはるかに高く、微生物もまた乾熱よりも湿熱に影響されるのです。

 微生物が湿熱に曝されると、凝固は極めて低い温度で始まります。さらに湿熱温度には通常、上限があり、湿熱に曝露した時の不活化は主に凝固によるものです。

 

 乾熱の場合、不活化に要する温度ははるかに高く、特に含水量が低いもの(芽胞)に対して顕著です。乾熱で温度が高い場合、タンパク質はただ燃焼するだけなので、乾熱を用いる際の死滅の主因は酸化となります。

 

Point  湿熱は凝固により殺滅する

    乾熱は酸化により殺滅する

 

生物内部における水分の影響

 生物の不活化で大きな働きをするのは、外部から作用する熱の担体だけではありません。生物細胞内部の含水量も大きく影響します。1890年にはすでに、鶏卵のアルブミン(ガラス状の粘膜性物質)は含水量が多いときほど早く凝固することをレヴィトが発見していました。微生物も同様に含水量が多いほど加熱による殺滅が容易となります。

芽胞はほぼ完全に乾燥しているので、ほとんど水を含みません。

それゆえ、熱を加えてもタンパク質は影響を受けにくいのです。

言い換えれば、芽胞は熱に対する耐性が高いということであり、芽胞を殺滅するのが困難であるゆえんです。

 

Point 水分がある場合には、水分がない場合と比べてはるかに低い温度、短い時間で微   生物を殺滅することができる

また、他の滅菌剤を使うときも一般的に芽胞の不活化がもっとも難しくなります。

 

イリタ二オフィス滅菌管理研究会

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