東京歯科医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部 sterilization & infection control ~

Advanced Care Dental Officeの滅菌管理研究会 オートクレーブ・プレバキューム高圧蒸気滅菌器のボウィー・ディックとヘリックス試験(BOWIE & DICK Test / Helix Test)、Class6/ケミカルインジケータ CI 結果を公開。BA(生物学的モニタリングテスト)東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科

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滅菌保証と消毒による感染予防 2014.07.09(水)  化学的インジケーターclass6 内部コントロールCI

本日6名の患者様が来院しました。

 

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各患者に使用する器具の包装内部に挿入している化学的インジケーターclass6の判定結果とタービンヘッドのセットに入れているヘリックステストより、器具包装の内部まで滞りなく滅菌蒸気が行き渡っている事が確認されました。

 

一番上のインジケータは未滅菌のサンプルです。

 全てのインジケータが赤色から緑色に,変化しております。

器具包装内部まで滞りなく蒸気、湿熱、圧力がゆき渡っていることが事が確認されました。

 

本日のトピックス 

消毒

全微生物を殺滅してはいないが、バイオバーデンを大幅に減らす処理を消毒と呼びます。

消毒を行っても、ある種の低抗菌(芽胞)は生き残ります。感染症が発生する危険度によって、消毒には概ね二段階あります。

 

a.低水準消毒

(原因となる)微生物は直接触れることにより、または器材を介して皮膚に移り、とりわけ衰弱した患者を危険にさらします。また、感染力が強い微生物が皮膚に移った場合、感染の危険が増します。その場合、バイオバーデンをいっそう低くする必要があります。

洗浄処理で微生物の多くがあらかじめ洗い流されますが、いくらかは残ってしまい、洗浄剤でも落とすことができません。この際、感染の危険を許容水準まで低くするために、生き残った増殖性病原菌を不活化する必要があります。

これは、蠕虫、菌類、原虫、増殖型細菌やウイルスでも同様です。

増殖性微生物を不活化するのは比較的単純な処理です。

しかし、増殖性ではない芽胞の多くは通常濃度の消毒剤では不活化しません。

増殖性微生物を不活化させる処理を消毒と呼びます。

 

Point 消毒:あらゆる増殖性微生物を殺滅すること

低リスク部位に接触するおそれがある器材に適用する消毒水準を低水準消毒と称します。

低水準消毒は以下の用途に用いられます。

 

・便器や尿瓶といった体液、糞尿に接触することがある物品

・衰弱している患者の正常皮膚に触れる物品、または、感染性が強い微生物の場合

・血液やその他の体液が付着した部分

 

現行では、手術機器やその他のリユーザブル(再処理可能)器材は、ウォッシャーディスインフェクターで、熱水消毒される(例:90〜95℃で1〜10分など)ことになっています。

こうして、バイオバーデンは大幅に減らされ、器材を安全に取り扱い(搬送、セット組など)できるようになります。よく見られる消毒方法には熱水消毒と化学消毒があります。

 

b.高水準消毒:中リスク部位向け

中リスク部位に触れるあらゆる器材には、増殖性微生物が付着していてはなりません。ほとんどの芽胞は問題を起こしませんが、中には炭疽菌などの病原菌の芽胞のように、発芽に格好の場所である粘膜で増殖してしまうものもあります。

そのため、芽胞も殺滅しなければなりません。

芽胞を完全に殺滅することはさらに難しく、より強力な方法が必要となります。

中リスク部位に用いられる器材に付いた微生物を死滅させる処理も消毒と呼ばれますが、要求される不活化の水準がさらに高くなるため、高水準消毒ともいいます。

また高水準消毒には湿熱、乾熱、化学薬品によるものが最も一般的な方法ですが不活化の条件は、低リスク部位の消毒よりもずっと厳しくなります。

 

(ほぼ原文のまま)

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